脳幹出血の後遺症には麻痺がある?

脳幹出血の治療や予後、後遺症に対するリハビリとは?


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脳幹出血の治療

一般的に脳幹出血の場合、
手術の適応にはなりません。

脳幹内の血腫を除去しようと手を加えること自体が非常に危険なのです。

脳幹は生命維持に必要な機能をいくつも担っているため、脳幹出血は脳出血の中でも最も重篤な出血と言われています。

脳幹の役割については前回の記事を参考に。
▶︎ 脳幹出血の原因と症状は?前兆症状をチェックして再発を予防
▶︎【脳幹出血で意識不明】生存率や意識回復までにかかる期間は?

治療の基本は保存的加療です。
血圧などをコントロールすることで全身状態を管理し、経過を見ます。


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脳幹出血の予後

前項でも述べたように、
脳幹出血は出血量が多ければ脳出血の中で最も重症で予後不良となることが多いです。

橋出血

上図は脳幹出血の中でも1番多い橋出血のCT画像です。

このように橋の中心部に広範な血腫がある場合は予後不良で、数時間〜数日で死亡する可能性が高いです。

逆に、
脳幹出血でも出血量が少なく、血腫自体も小さい場合は予後良好です。

この場合、後遺症はほとんどなく退院時には普通に歩いて帰れることもあるみたいです。

では、
予後不良例の場合はどんな後遺症が残るのでしょうか?

後遺症に対するリハビリ

意識が回復した頃には、
訓練室での本格的なリハビリが始まります。

脳幹出血で生じうる後遺症については下記をご覧下さい。

  • 運動麻痺(片麻痺または四肢麻痺)
  • 感覚障害(片側または両側)
  • 小脳性の失調症状
  • 脳神経障害

さらに脳神経障害には様々な後遺症があります。

  • 視覚障害(散瞳・斜視・複視・眼瞼下垂・眼振・めまい など
  • 嚥下障害
  • 構音障害
  • 顔面の運動麻痺・感覚障害

「訓練室でリハビリが開始できる」ということは、それだけ出血量が少なく全身状態が良いことを示します。

よって四肢麻痺の後遺症が残ることはほとんどなく、片麻痺や感覚障害もそこまで重度ではないのです。

麻痺の回復過程リハビリについては脳出血と同様になりますので、下記の記事を参考にしてみて下さい。

▶︎ 脳卒中の麻痺は回復する?3つの回復過程とその期間について
▶︎【脳出血の治療】後遺症に対するリハビリの効果とは?
▶︎ 脳卒中のリハビリの期間はどれくらい?リハビリを長く続けるには?

以上、参考になれば幸いです。

でわ。

生の闘病体験記を読みたい方は必見
▶︎脳幹出血と脳梗塞の後遺症を克服した上西のブログ

気になる再生医療のお話はこちら
▶︎【再生医療で回復】脳梗塞後遺症の片麻痺は治る?脳出血は?
▶︎
脳出血後遺症の再生医療はどうなる?麻痺を回復させるには?

後遺症のしびれでお悩みの方はこちらの記事もどうぞ。
▶︎ 脳出血後遺症のしびれは治る?原因は?リハビリの治療効果は?
▶︎ 脳出血後遺症のしびれは厄介!薬が効かないときの対処法は?
▶︎【必見】脳出血後遺症のしびれに漢方薬が効くって本当?