脳梗塞や脳出血の後遺症である片麻痺は治る?
今回は麻痺の回復過程や今話題の治療法についてご紹介していきます。
「先生、私の手足は動くようになるよね?」
これは脳卒中患者から1番多く聞かれるフレーズです。
脳出血または脳梗塞により脳細胞が壊死することで、障害された脳とは反対側の手足に麻痺が生じます。
これを片麻痺(運動麻痺)と言います。
麻痺は治るのか?
運動麻痺の回復過程には個人差があり、以下の3つに左右されます。
- 年齢
- 脳の障害部位とその大きさ
- 意識障害の有無
麻痺の回復は一般的に
発症から2〜3ヶ月あたりがピーク
とされています。
その後は緩やかな回復を辿り、
発症から6ヶ月〜1年でほぼ打ち切りの状態(プラトー)になると言われています。
そして
6ヶ月を過ぎた時点でも手足に麻痺が残っている場合、その状態から完治することはほぼ不可能となります。
逆に、
発症早期から麻痺が軽く、ある程度動かせる人の場合は、日常生活で支障なく使用できるレベルまで麻痺は回復すると言われています。
脳梗塞の場合、
極早期に治療を行えば麻痺がほとんど残らないケースもあります。
▶︎ 脳梗塞は早期治療が重要|後遺症を残さないで治るために
逆に、
意識障害があると麻痺の回復の妨げになるかもしれません。
▶︎ 脳梗塞後遺症で意識不明|余命や意識回復にかかる期間は?
脳出血の場合でも
障害部位が身体の運動に関係のない領域であったり、極めて小さい出血であれば麻痺を残さないケースもあります。
でも、
麻痺がないからといって安心してはいけません。1度脳卒中を発症した人の再発リスクは非常に高いです。再発予防の徹底に努めましょう。
▶︎ 脳卒中の予防には緑茶とコーヒー?再発予防には?
麻痺を改善する治療法とは?
促通反復療法(川平法)
テレビでも話題になった麻痺の治療法です。
麻痺した手足に正しい運動を反復させることで障害された神経回路の再建を図ります。患者自身にも集中力を要する治療なので認知症のある方は適応外となります。(明らかに麻痺が重い、関節のこわばりがある場合も適応外になる可能性があります。)
また、
川平法を行うなら早いほうが良いと言われています。麻痺の回復過程に合わせて行うことが重要と言われています。
▶︎ 脳卒中の麻痺が効率的に回復しやすい期間は?その治療法とは?
脳梗塞に対する再生医療
「骨髄幹細胞」と呼ばれる細胞を使った治療法で主に脳梗塞患者を対象に行われました。骨髄幹細胞を自分の骨髄から抜き取り、培養した後に静脈から投与します。その結果、梗塞部分の神経細胞が再生するとのこと。
この治療は臨床試験段階であるため、まだ受けることはできません。しかし、今後の展開は非常に期待できます。治療翌日から指が動き出したとか奇跡ですよね。(ちなみに研究者は札幌医科大学の本望修(ほんもうおさむ)先生です)
▶︎【再生医療で回復】脳梗塞後遺症の片麻痺は治る?脳出血は?
まとめです。
- 運動麻痺は完治しない
- 完治はしないが改善させる治療法は存在する(川平法、再生医療)
後遺症として残った運動麻痺といかにうまく付き合っていくかが肝だと思います。
日々の生活の中でも麻痺した手足を極力使うようにして使用頻度を落とさないよう心がけていきましょう。そのために退院後もリハビリを継続して適切なアドバイスをしてもらう必要があります。
▶︎ 脳卒中のリハビリの期間はどれくらい?リハビリを長く続けるには?
また、
継続して麻痺した手足のリハビリを続けていけば多少なりとも麻痺の改善は認めるという報告もあります。完全にプラトーになったとしても川平法を行って麻痺がある程度改善した例も多く報告されています。
大事なのは諦めないことだと思います。
以上、参考になれば幸いです。
でわ。
気になる再生医療のお話はこちら
▶︎【再生医療で回復】脳梗塞後遺症の片麻痺は治る?脳出血は?
後遺症のしびれでお悩みの方はこちらの記事もどうぞ。
▶︎ 脳出血後遺症のしびれは治る?原因は?リハビリの治療効果は?
▶︎ 脳出血後遺症のしびれは厄介!薬が効かないときの対処法は?
▶︎【必見】脳出血後遺症のしびれに漢方薬が効くって本当?
2007、3,10右脳被殻出血で、倒れ、左片麻痺ですが、治療できますか?
治田様
コメントありがとうございます。
片麻痺の治療としては促通反復療法(川平法)などが有効であり、
慢性期の脳卒中片麻痺患者でも治療効果はあると報告されています。
ただ、発症後それなりの期間が経過しており、麻痺がある場合は完治しません。
後遺症として付き合っていく必要があります。
2005/10に出血性脳梗塞で右脳潰しまし左片麻痺継続中最短のリハビリ歩行コースはベッドからトイレ。諦めない事と書かれとりますが、左手がパーになって手袋が出来るまで二年。脳はおもしれい。歩行距離が延びるとじわじわ手も回復してくる。現在杖や装具も無く生活しとります。自分の身体の扱い方が解ってくれば風呂かて一人で入れるし原動機付き車椅子に乗って通院買い物にも出られるよになります。リハビリは人間とはちう哲学でしょ。人間とは二本脚で歩いておパンツを汚さない猿である。
頭が悪いおぢさん 様
コメントありがとうございます。
片麻痺になられて10年ですか、、
その様子ですと、少しずつできることが増えてきているのですね。
きっと、生活がリハビリとなっているのでしょう。
感服致しました。これからも日々精進していってください。
三年前に二度目の出血をしました。五年前に一度目を経験しましたが、ほぼ完治しました。二度目は手足動きますが、歩行バランスが上手くとれません。つえ無しで安定して歩けるようになるでしょうか?因みに今は週5日のリハビリをやっています。
andyのぱぱ様
返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
脳出血を再発されたということですね?
二度目の出血場所はどこになりますか?
麻痺はないけどもバランスが取りづらいということは、
小脳性の失調などがあるのでしょうか?
リハ病院退院後も週5でリハビリを継続されているのは救いですね。
麻痺が軽度で、体力にも自信があるのなら杖なし歩行も不可能ではないかと思いますが..
また返信いただけると幸いです。
頭が悪いおぢさん 様
当方ほぼ同じ経験をしている若輩者です。
歩行距離が伸びると手の回復もみられるとのこと、すごく
有効な情報で希望の持てるものでした。ありがとうございます。
歩行距離が延びるということは左右の足に体重が乗ってきているために手がひらくのではないでしょうか?
体重計を2つ用意して左右に均等な数値が出るようになれば握っていた手が開いてくると聞いたことがありますのでバランスが取れるようになれば良いという理論ですかね?しかし片麻痺は無理して距離を延ばせば
腕の拘縮は上がると思うのですが私の場合はですが・・・。
ご参考までに
私は医療関係者です。
最近になり脳の器質異常の方が多く見受けられます。テクノストレス、人間関係、借金、そして、情報の渦に巻き込まれてしまいかえって病気になる方です。
感情失禁の方が増えた方が物語ります。予後は脳出血などになりやすいので注意をお願いします
片麻痺でも比較的女性が運動療法で回復は早いのは確かです。
それは女性のほうが染色体がxxで完全に近いから治るのが早いという説があります。
すこしずつですが運動療法、(トレーナー主に理学療法士など専門職にきいてください)で完治に近い状態まで継続してください。
運動療法が一番よろしいとおもいますが、心理療法として愚痴がいえる、また、相談できる友人と作るとなお治りが早いと思います。それは話をすることで脳神経細胞の活性化になる根拠です
ターレス様同盟 様
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、リハ継続の必要性は非常に高いですね。
心を許せるパートナーがいると励みになると思います。
脳出血を5年前に患い現在左半身麻痺があります。
現在は仕事もしていますがどうしても左手を使える様になりたいです。何か回復に向かって良いリハビリがあったら教えて下さい。現在は週末通院にてリハビリをしていますがほとんど改善出来ていません。車の運転も出来ますので良い施術があったらご紹介下さい。
コナガイ様
コメントありがとうございます。
通所リハビリではどのようなことを行っていますか?
そこの療法士の方は麻痺を良くするためのアプローチをしていますか?
手指のリハビリですと電気刺激などを併用して集中的に促通する「川平法」が効果的です。
鹿児島にあります霧島リハビリテーション病院が発祥の地となります。
鹿児島まで行かなくとも、霧島リハビリテーション病院で研修を受けた全国各地の療法士の先生方が
きっとコナガイ様の住まいの近くにもみえるかと思います。
いたずらではありません。是非
テラサージを検索してください。
2016年12月4日に脳梗塞になりまして
現在、リハビリ病院に入院しとます。左片麻痺で歩けるようにはなりました。腕は感覚はあり、肩は動きますが指、背屈がうごきません。リハビリはしてますがなかなか動きがないので不安で不安で!
発症してか2カ月になりますが不安で眠れません。
とも様
コメントありがとうございます。
発症後2ヶ月ならばまだリハビリを継続して変化が見られる時期かと思います。
そして、既に歩行は自立されているのですね!驚きです!
手の麻痺は回復しづらいため不安な気持ちになるのもわかります。
ですが、気持ちが落ち込んでいてはリハビリにも支障が出ます。
気長に頑張っていきましょう。
発症して3年経ちました。
左半身麻痺してます。3年掛けて亞脱臼がやっと治りかけてます。
肩が着いてきたら指先が最近チクタク痛いです。指は動く様になりましたが
まだまだです。
指先がチクタク痛いのは良い事なのでしょうか?
ご返事頂きたいです
足は小走り出来るまでになりました
ありす様
コメントありがとうございます。
3年かけて亜脱臼が改善傾向にあるのは驚きです。
どこかでリハビリを継続されているのでしょうか?
指の動きも見られているのと同時にチクチク痛みを感じると..
痛みの原因は以下の可能性が考えられます。
1、怪我によるもの(突き指、打撲など外傷性のもの)
2、血流障害(血行不良や冷えなどによるもの)
3、末梢神経障害(指先の神経の何らかの障害)
4、中枢性の痛み、しびれ(脳内で感じている痛み、しびれ)
1は覚えがなければ違うでしょう。
2は麻痺の程度が重ければ可能性はあります。
3は糖尿病などの神経障害がありがちかと、その場合は右手にも生じているかと思われます。
個人的には4の可能性が高いと考えます。
もともと指先の感覚は正常でしょうか?
感覚鈍磨がある場合は中枢性のしびれや痛みを感じるケースもあります。(要するに脳が勝手に感じている痛みのようなもの)
全く感覚がなかったところからチクチクという痛みの感覚が生じているのは良い変化と捉えることもできます。
ただ、そのチクチクという痛みがひどくて
夜眠れないなど、生活に支障が出るのならば問題です。
指先のリハビリを行っているときにだけ生じているのならば
特に気になさらなくても良いでしょう。
私は65才です!脳内出血で3年前に倒れ、左手足の痺れと痛みに悩まされてます、車の運転まで出来るまでなりましたが、寝てる間はなんともないのですが最近では歩くのも困難になってしまい、なんとか歩いてプールで週に2日程通うのがやっとです!最初の頃の方が痺れあるものの、なんとか歩くのも軽かったのですがもう良くなると思ってましたが最近になって特に左足の親指と人さし指が、しっかりと絡まる様になってしまい真っ直ぐあるくのが困難になり、前より痺れと痛みが強くなって1日中家でこもる事が多くなりましたこれが続くと寝たきりになるのでしょうか?どうしたら、克服出来るのか悩んでいます、良い方方があったら教えて下さい。
匿名希望様
コメントありがとうございます。
麻痺側の親指と人差し指が絡まってしまうのは外反母趾の影響ではないでしょうか?
筋緊張の亢進によってそのような絡まる状態が出現するのはあまり見ないもので。
現在の移動能力があるのならば
脳卒中を再発しない限り、寝たきりになるなんてことは考えられません。
脳出血2年になります、左片麻痺で手足が動きません足裏の感覚力がありませんリハビリを頑張りたいが、排便で便意ばかり意欲もない、脳は回復するのかシナプスはあるのか毎日不安でたまらないです
藤丸様
返信が遅くなり申し訳ございません。
焦る気持ちお察し致します。
脳の可塑性を信じ少しずつでもリハビリを継続すること、
少しの変化でも前向きに受け止めることが重要かと思います。
脳の出血とは主に内側から血管系の以上(主に宇宙線のガンマ線)により人体に静電気を発生させます。
静電気とは血管系に思いっきりダメージを与えて血管系をもろくします。
まずは出血前ならば静電気を取り除くことから始めなければいけません。
すでに脳出血してる方であれば理学療法、作業療法を日々の生活に取り入れて行くことが大切です。最低3年は続けてください。
脳出血で麻痺が起きても一流の理学療法士は回復させている報告があります。
もちろん本人のモチベートの問題ですが。
2日前に父が緊急入院をされ、今はHSCの病棟にいます。医師から、左脳の血液が塞がり拡散した後、脳の言語と認識器官に影響し、更には右の手足が麻痺した状態で驚きましたが、自分が駆けつけた時に、父は自分が誰なのかでさえ覚えていなかった様子でした。
そこで、追い討ちではありますが医師から今後は車椅子での生活が強いられると聞きました。リハビリは意味が無いと言う意味にとらえてしまうような説明ではありますが、川平法という治療法は今いる医師に進言してもよろしいでしょうか? 長々と申し訳ありませんが、なにぶんはじめての事で今は何かにすがみつく思いが大きい為、アドバイスをお願い申し上げます。
よろしくお願いします。
愚息様
コメントありがとうございます。
返信が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
その後の経過はいかがでしょうか?
川平法を実施している病院には限りがあります。(以下参照)
http://kawahira.org/ippan/20160711211633/
また覚醒レベル(川平法の施術に対して集中力が続くか)や
麻痺の程度(麻痺が重度でないか)が重要となります。
医師への進言は問題ないかと思いますが、急性期の医師(主に脳外科、神経内科)は川平法を知らない可能性が高いです。
自身で川平法のやっているリハ病院を探し、転院できないか相談員に聞くしかないです。
最近、多いのが精神疾患、それによる合併症により脳の気質異常が顕著になってます。
環境説(その置かれた環境により考え方、価値観、なにに依存してるのか)などにより人とは出来上がるものです。脳細胞は常に死滅と再生の繰り返しです。神経とは一度壊れたら再生しないと考える医師と再生すると考える医師の意見が分かれますが私の結論は再生します。それは脳細胞もです。今、認知症で苦しんでる方、そういった方も日々の認知機能を高めるために仮説検証作業をおすすめいたします。私自身、作家業(元看護師)で今は予防医学について研究しておします。その中で注目なのは再生医療です。神経細胞の再生の本をすこし出版しました。メインは精神疾患ですが参考になれば幸いです。 生と死の狭間に生きる哲学 著者 高見沢治助
当方40後半の女性です。
つい一週間前に脳梗塞になり、左側が麻痺しています。
足は、短い距離なら支えがあれば歩けるくらいまで戻ってきてますが、腕と指が全く動きません。
筋肉の麻痺はないようです。リハビリ次第でしょうか?
トイレとかお風呂、着替えなど、せめて日常生活に支障ないところまで回復できればと思っています。
たまちゃん様
コメントありがとうございます。
発症後1週間でこのようにサイトを閲覧してコメントいただける
ということは意識障害や高次脳機能障害などがないと推察します。
運動麻痺は上肢優位で今のところ弛緩性(ぐったりとした)麻痺ですね。
発症してすぐなのでまだまだ機能回復は望めます。40代とお若いのでポジティブな要素は多いです。
ちなみに利き手は右でしょうか?
幸い利き手が麻痺であれば左の麻痺が思うように回復しなかったとしても
補助手として使えれば日常生活では苦労しません。
左手の麻痺の回復は貴方のおっしゃるとおり
「リハビリ次第」
です。頑張ってください。
先日はご返信ありがとうございました。
あれからおよそ三週間が過ぎ、筋力の問題はあるものの杖なし自立歩行、というより病院内をひとりでうろうろできるくらいまで回復しています。ひざ下から足首がまだ少し硬いですが、筋トレの範疇かと思っています。
問題は腕でして、発症当初のほとんど動かない状態からはかなり改善しています。
例えば薬の袋を破れる、トイレでの着脱も可能、着替えも出来ます。引き出しを開ける、ドアを開ける、ボタンを押せるなど。
出来ない事は、髪は結わえる事、指の第2関節より手のひら側が動きが悪く(親指、人差し指、中指)、髪を左手で洗う力がない、ドライヤーを保持する力がありません。
人によるとは理解していますが、これらも筋力トレーニングでもう少し機能回復は望めるものでしょうか?
たまちゃん様
再コメントありがとうございます。
発症後4週で院内歩行自立となったのですね!
おめでとうございます。
リハビリだけでなく日常生活でも左手(麻痺手)を参加させることは麻痺回復を促す様子でもあります。
ただ変な癖、よくないフォームが身につかないよう注意が必要です。
動作に少しでも難渋するようならば作業療法士にその場面を見てもらいアドバイスしてもらいましょう。
発症後4週ならばまだまだ麻痺の回復が望める期間です。
今は急性期病院でリハビリをしていますか?
今後は回復期リハビリ病院で更なるリハビリに励んでください。
早々のご返信ありがとうございます。
先週よりリハビリ専門の病院に転院し、一週間が経ちました。
正直今の状態でも基本的な日常動作に困る事はありません。
子供も小さいのでなるべく早く退院し、外来リハビリで頑張れないものか、、、という思いがあります。日常生活や社会復帰する中でも色んな動作がリハビリになると思いますし、、、。
ただ仰られるように、正しいフォームや筋肉の動かし方はやはり専門家に見て頂くしかないのですが、ずっと病院生活も鬱々してきますから、リハビリへのモチベーションも今ひとつなところがあります。
元々リハビリ病院は二ヶ月の予定ですが、一ヶ月早めたいのです。
考えが甘いでしょうか?
たまちゃん様
回復期リハビリ病院の平均在院期間は2ヶ月ほどですが、
日常生活の自立度によっては1ヶ月ほどでの退院もよくあります。
お子様も小さく、家庭のことが気になって集中できないのも問題ですよね。
残り3週間ほどみっちりとリハビリに取り組み退院するのも選択としては間違っていないかと思います。
外来でのフォローアップももちろんですが、担当療法士には自主トレーニングの指導をしっかりとしてもらってください。
ご健闘をお祈りいたします。
たまちゃん様
私も女性40代1月に脳出血しました。左片麻痺です。
私もまだ左手左肩左腕がうまく動きませんが、麻痺は時間がかかりますが回復していきます。かかりつけの歯科のずっと年上の先生の友人も発症から4年かかりましたが、歯医者再開できるほどに麻痺は回復したそうです。
今は疼痛や関節の可動域が狭まるくらいのむくみなど後遺症が出てきて戦っておりますが、諦めないでください。
メッセージありがとうございます。
このようなサイトで繋がりができるのは大変嬉しいです。
前回の投稿より1週間、肩の可動域が広がり、分離運動が楽になってきました。
指も弱々しいながらもパソコン操作を通し、タイピングは両手使いで何とか出来る状況です。
先日外泊をし、掃除や買い物、料理といった一連の家事動作を行いましたが、足がぐらつくなどの問題もなく、料理も工夫すれば両手使いで可能でした。筋力の低下で腕が疲れるということはありましたが。
社会復帰もしなければなりませんし、退院の目安となる数値もクリアしていってます。
あとは日常の中で麻痺側を意識的にどんどん使っていき、リハビリとしていけたらいいなと考えてます。
けして諦める訳ではなく、入院でのリハビリに目処をつけたいだけなんです。
今退院してもあまり困ることがないから言えるんだと思います。
後遺症は大なり小なりあるであろうと、受容はしてますが、
たまちゃん様
両手でのタイピングが可能なくらい分離運動が可能となっているのには驚きです。
そこまでの分離が可能ならばあとは日常で使用していくだけ。
家事も仕事もこなしていた生活と比べると、入院生活は明らかに上肢の使用頻度も少ないです。
なおかつ麻痺の影響もあって圧倒的に筋力が落ちてしまっているのは言うまでもありません。
ただ、
第三者から見て問題なさそうに見えても、本人からすると明らかに健常だった頃とは「違う」と思うはずです。
その差をどこまで縮めていくか、どこまでで許容するか。リハビリを継続するか否かもそこに答えがあります。
本日、単独外出しました。
先日の外泊と本日の外出で問題が全く問題ありませんでしたので、退院の検討もあるようです。
本日は子供の運動会で、ママ友との立ち話や、ビデオ撮影のために立ちんぼで場所取りなど、ハードな1日でしたが、足腰は大丈夫でした。
腕の筋力は日常生活で取り戻せるとのお言葉で、ますます退院へ強い気持ちになりました。
入院当初より、健側のみ使用とする代償行為はありませんでしたので、退院してもリハビリは続けていきます。諦めません。
たまちゃん様
このようなサイトにコメントいただき、ありがとうございました。
糧にしていただけたのならば幸いです。
たまちゃん様の体験談はきっと若い世代の脳卒中患者様の励みになると思います。
退院後も頑張ってください。
お子様、ご家族様ともども末長くお幸せに。