片麻痺になったら歩くのは大変…

歩行のリハビリに必要なグッズは

装具以外に何かある?費用は?



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脳出血や脳梗塞で片麻痺になった場合、

装具やその他の補助具を用いて、
歩行訓練が行えるようになる患者は
全体の6〜7割ほど

と言われています。

麻痺が重度〜中等度の患者は、
装具を装着することで早期から歩行リハビリが可能となります。
▶︎ 短下肢装具の種類と値段は?
▶︎ 装具は全額負担?保険適用?返金の手続きは?

装具を用いて早期から歩行リハビリを開始することができれば、体力低下を未然に防ぎ、日常生活の自立度も高めることができます。

何より、
装具で固定した状態で麻痺した足に体重を乗せることで、麻痺の回復を促進する効果も期待できます。

装具以外に必要なものは?

脳卒中片麻痺の歩行リハビリに装具は必須です。

でわ、
装具以外に必要なグッズはあるのでしょうか?

それは…

杖 です。

片麻痺患者の歩行は
装具 + 杖 が一般的です。
装具に合わせて杖を用いることで歩行の安定性は担保されます。
麻痺していない方の手で杖を持つことで麻痺側への転倒リスクを軽減することができます。

 

杖の種類と値段は?

片麻痺患者が使用する杖の種類は
そんなに多くはありません。

  • T字杖(いわゆる1本杖)
  • 4点杖(クアドケイン:Quad-cane とも言う)
  • サイドケイン(Side-cane)

ちなみに、
杖は保険適用ではありません。
身障手帳での申請で補助を受けることはできます。

 

T字杖

1番使う頻度が多い杖がこれです。
300gほどで軽いです。

麻痺があってもテンポ良く歩ける方はこちらの軽い杖がおすすめ。

片麻痺杖

T字杖の持ち方

片麻痺杖の持ち方100円均一でも実は売ってます。ただ長さが調節できないタイプなので要注意。切断して調節するしかないです。

値段の相場はピンキリです。100〜6000円くらい。

 

4点杖

文字通り4点の足で接地して体重を支えます。
T字杖とは反対に、ゆっくり確実に歩く方におすすめ。

重さは600〜800gほど。(ちょっと重い?)
杖自体が地面に立つので床に落としたりしないので便利です。

4点杖

値段は6000〜8000円くらい。これはさすがに100円均一では買えません。

 

サイドケイン

これはかなりしっかりとしたタイプの杖です。
重さは1kg以上あるものがほとんど。

サイドケイン

使い方

サイドケイン片麻痺

4点杖よりもしっかりとした作りになっています。重度麻痺患者が長下肢装具などで歩く場合の補助具として用いられることが多いです。
▶︎ 麻痺の重い患者の歩行リハビリは長下肢装具から

値段は10000〜12000円くらい。

退院後の自宅ではほとんど使うことはありません。病院における初期の歩行リハビリ時に用いることが多いです。

 

以上、参考になれば幸いです。

でわ。