脳梗塞や脳出血の後遺症である
認知症に対して、
今話題のココナッツオイルは効くのでしょうか?
脳血管性認知症とは?
特徴は以下のとおり。
- 脳血管障害(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血)によって生じる認知症
- 認知症患者全体の20%前後を占める。
- アルツハイマー型認知症の次に多い。
- 進行の程度は様々(脳卒中発作に伴って急激に発症したり、新しい梗塞が加わる度に段階的に悪化したり)
- 認知機能はまだら状に低下(物忘れは軽いことが多く、自覚がある)
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脳血管性認知症の原因は?
多発性ラクナ梗塞が最多の原因
ラクナ梗塞とは
「脳組織の深部へ血流を送る細い血管領域の小さな梗塞」
実際の脳画像
オレンジの矢印で示した小さな点がラクナ梗塞です。
そして
ラクナ梗塞の原因は高血圧による動脈硬化です。
すなわち
予防するには高血圧対策が最重要となります。
では
予防できずに既に脳血管性認知症が進行してしまった場合はどうすれば良いのでしょう?
ココナッツオイルの効果は?
テレビではアルツハイマー型認知症に効果があると放送されていました。
実は脳血管性認知症にも効果があるのです。
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は肝臓でケトン体に変身します。このケトン体が脳の神経細胞の栄養源になるのです。
ラクナ梗塞周辺の神経細胞に栄養が供給されることで認知機能の改善が見込める可能性があります。
また、
脳梗塞の予防効果もあるので再発を防ぐこともできます。
摂取方法は以下の通り。
- 1日3回(1回に大さじ2杯程度)
- 食事の最中や食後がベスト
以上、参考になれば幸いです。
でわ。
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