家族が脳梗塞になってしまった。
リハビリには付き添うべき?付き添わないべき?
家族が脳梗塞で倒れ、
救急車で近くの救急病院へ搬送。
幸い命に別状はなかったものの、右半身に麻痺が出現し、片麻痺という後遺症が残ってしまった。
脳梗塞片麻痺になってしまった家族のために
あなたは何ができますか?
急性期病院から回復期病院へ
脳梗塞や脳出血になっても稀に麻痺などの後遺症が軽く、急性期で治療を終えてそのまま自宅退院されるケースもあります。
しかし、
- 麻痺が重度
- 高齢
- 意識障害がある
- 合併症がある
などの要因でリハビリが難渋するケースもあります。その場合は急性期の病院から回復期リハビリテーション病院へ転院することが多いです。
リハビリは積極的に見学しよう!
あなたの家族は回復期病院で毎日集中的なリハビリを行い、自宅復帰に向けて頑張っています。
回復期病院では
毎日最大3時間
ものリハビリを行っています。
1日最大3時間のリハビリを毎日やるってかなり大変ですよね。それだけ集中的にリハビリをしないと早期自宅復帰、社会復帰は難しいのです。
そんな頑張っている家族を応援するためにもリハビリは見学するべきです。
きっと励みになるはずです。
家族でもできるリハビリとは?
リハビリ見学は家族の励みになるだけではありません。
他にもメリットはあります。
それは
家族でもできるリハビリを教えてもらえることです。
訓練現場でリハビリスタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)から直接教わりましょう。
家族でもできる低リスクなリハビリ内容を教えてくれるはずです。
リハビリスタッフは患者の家族に会いたがっている?
実はリハビリスタッフもあなたに会いたがっています。なぜなら、担当患者の家族に聞きたいことが山ほどあるからです。
それに関してはまた別の記事でお話ししますね。
仕事が忙しくてなかなか見学できない
もちろん平日の日中に仕事をしていたらリハビリの訓練時間内に見学することは不可能です。(リハビリは基本的に9時〜16時の間で行われています。)
- リハビリスタッフにお願いして、リハビリ内容をわかりやすく書面に書いてもらう。
- 回復期病院であれば土日の日中に見学に行く。訓練時間をあらかじめ把握しておく。
まとめです。
家族はリハビリに付き添うべき。
- 積極的に見学して患者を応援する。
- リハビリ時間外にもリハビリをして活動性アップ。
回復期病院で1日3時間のリハビリをしているといっても、1日は24時間あり、リハビリ時間と睡眠時間を除いても10時間以上はあります。リハビリ以外の時間もなるべくたくさん活動してもらうためには家族の協力は必要不可欠なのです。
でも、
患者の性格上、頑張っている姿を見られるのが嫌だ!という方には逆効果になるかもしれません。
見学しても良いか担当のリハビリスタッフに事前に確認してみましょう。
以上、参考になれば幸いです。
でわ。