脳梗塞や脳出血のリハビリってどんなことするの?リハビリの内容や方法について紹介します。また、自主トレーニングとしてリハビリ以外の時間で家族と一緒に立ち上がりを行うことでリハビリ効果を高めることができます。


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ベットサイドでのリハビリ

入院当初は点滴治療によりベット上安静となるため、発症直後のリハビリはベットサイドで行われます。主に手足のストレッチや運動など。最近は発症直後でもベット上安静の期間は短く早期離床を図るケースが多い傾向にあります。

ベット上安静が解除されたら、訓練室でリハビリを行います。

 

訓練室でのリハビリ

訓練室へ行くためには以下の動作ができないといけません。

  1. 起き上がり
  2. 座位保持
  3. 車椅子移乗(乗り移り)

訓練室まで自分で歩いていけるのは麻痺が極めて軽い患者のみです。中等度以上の麻痺を認める場合は、まず起き上がって座るまでの一連の動作を練習していきます。そして、1人で安全に座れるようになったら今度は立ち上がり、車椅子への移乗を練習します。これらの動作練習は病室でも訓練室でも行います。この3つは最低限できなければならない基本動作となります。

機能訓練

川平法

(出典:http://blogs.yahoo.co.jp/chutoenot/12620957.html)

麻痺側上下肢の機能を向上させるために麻痺側の運動も個別で行っていきます。麻痺の回復しやすい期間に合わせて麻痺側の機能訓練を行うことが重要です。(こちらの記事も参考に:脳卒中の麻痺が効率的に回復しやすい期間は?その治療法とは?

立位保持

車椅子移乗と並行して立位保持訓練も行います。このとき麻痺側下肢に体重を乗せすぎてしまうと転倒してしまいます。まず最初は健側下肢優位に体重を乗せて立位保持を促します。


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トイレ動作

トイレ動作

(出典:http://www.minamitohoku.jp/reha/reha_sagyou.html)

トイレでのズボンの上げ下ろしや便座への移乗を練習します。立位保持の応用的な動作になります。立った状態で健側の手でズボンを上げたり下ろしたりするためには、しっかりと立位保持ができないと転倒してしまいます。

歩行訓練

歩行訓練

(出典:http://www.answerplus.info/conference/27aprl14/)

立位が安定したらいよいよ歩行訓練を開始します。歩行訓練を主に担当するのは理学療法士という職種になります。最初は理学療法士の介助のもとで歩く練習を行います。その際、杖や麻痺した足を固定して支えやすくするための装具を使用します。(こちらの記事も参考に:脳卒中の麻痺があっても歩ける?装具の目的や種類について

 

家族でもできるリハビリ

前回の記事ではベット上でのリハビリについて書きました。

今回はベット上安静が解除された場合に家族とできるリハビリについて説明します。

家族とできる最も効果的なリハビリは立ち上がりです。立ち上がりは健側下肢の筋力を強化して立位、歩行の安定を図ります。1日50〜100回は行うべきです。

ただ転倒リスクを伴うため十分な注意が必要です。患者が手すりを持った状態で「見守り」または「軽く引き上げるくらいの介助」で立ち上がれるほうが望ましいでしょう。立ち上がりの介助方法は担当のリハビリスタッフから教わって下さい。リハビリのない時間帯にこそ、一緒に立ち上がりを行いましょう。

 

まとめです。

簡単ではありますが、脳梗塞後遺症のリハビリについて説明しました。退院までのリハビリ内容としてはまだ不十分ですがおおまかな内容は示せたと思います。退院に向けた応用的なリハビリ内容に関してはまた後々更新する予定です。

 

以上、参考になれば幸いです、

でわ。